器の表情あれこれ 
土と釉薬 

 陶房遊で使う土


【 磁器土(じきど) 】

「上品な雰囲気」のある器

磁器土は砥石が原料の白い土。
綺麗な白い器はその綺麗さより冷たさを感じますが
わたしたちが好きな「上品さ」があります。
高温焼成により硬く強度が高いため
毎日使う器の材料としてとても適しています

磁器土

白くてつるんとした艶やかな表情。
呉須の染付の藍色もとても鮮やかです。

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【 荒磁器土(あらじきど=あらつち) 】

「カジュアルな磁器」を目指して


磁器土に不純物を含んだ粗い石粉を混ぜます。
不純物の中に鉄分などが含まれるので焼成後に
茶色の点々や石のようなものが表面にあらわれます。
この無造作にある茶色の点模様や石のようなものが
混じった粗目の素地によって
磁器なのに綺麗すぎない素朴な雰囲気があり、また、
製品範囲が広いため「カジュアルな磁器」として作っています

磁器土のため高温焼成により硬く強度が高いため
毎日使う器の材料としてとても適しています。

荒磁器土

荒土

表面に鉄の点々が見られます。
石のようなものや鉋あとがあることも。
点々は無造作でひとつひとつ違いがあります。

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【 半磁器土(はんじきど) 】

「素朴であたたかみ」のある器


磁器土に粘土を混ぜて全体的に灰色がかった土。
土モノのようなやわらかな雰囲気をもとめて…
磁器土だけよりも強度はすこし劣るが、
やわらかさや素朴な雰囲気がとてもあります。


半磁器土
 

表面に鉄の点々が見られます。
素地は灰色がかっています。
点々は無造作で柔らかみを感じます。
 

陶房遊の釉薬


透明釉薬(石灰釉薬)

「艶やかな白磁」と「鮮やかな藍色」の華やかな器


綺麗な白の器に染付を施した際にかかせない釉薬。
透明なガラス質をまとうことで艶やかになり藍色の発色も良く
はっきりと綺麗な絵を楽しむことができます

透明釉薬

染付をはっきりとさせ鮮やかな藍色になります。

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灰釉薬(灰釉薬)

「素朴で柔らかい」染付の器

しっかりと描いた染付が素朴で柔らかい印象に見える釉薬。
自然灰を釉薬に使うことによって
ガラス質の中に気泡が出来て
下絵付けがジワッと滲んだように見えます

染付ははっきりとし過ぎることで
強すぎる印象をあたえることもあり、
「素朴で柔らかい印象」を出したいときに使います。

灰釉薬

釉薬も中に細かな気泡がみえます。
この気泡によりジワッと滲んだような
柔らかな印象の染付となります。

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About the owner

松田奈織子

わたしたちが《作った+使いたい》器を皆様にお届けするお仕事をしています。


肩書:

◇作り手

◇窯元『陶房遊』販売責任者

◇実店舗『Mshop』店長

◇カフェ『Cafe stand tOt 』店長

◇WEB SHOP『陶房遊』店長


主に松田啓司と一緒に作陶をしています。 自分たちが作っている器をたくさんの方へ届けたい! その思いを胸に作り手として使い手、売り手として私目線で皆様にお届けできたらいいなぁとおもいます。

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